— 3D ファッション技術およびデジタルソリューションのグローバルリーダーであり、「CLO」や「Marvelous Designer」の開発元である CLO Virtual Fashion は、横編機分野におけるリーディング企業でデザインソフトウェア「APEXFiz」の開発元である 株式会社島精機製作所(SHIMA SEIKI)が、このたび CLOエコシステム・パートナーシップ・プログラム(EPP)に正式に加入したことを発表いたします。
業界をリードする両社の提携により、CLO Virtual Fashion のデジタル技術と、島精機製作所の「企画・デザイン・生産」を支援するエコシステムが直結し、ニット製品の企画から実生産に至るまで、シームレスかつエンドツーエンドなパイプライン構築を実現します。
■ 提携のメリットとワークフローの革新
島精機製作所のデザインソフトウェア「APEXFiz」と「CLO」の連携により、ニット製品のコンセプト企画から、最終的な生産データの作成までの工程が、かつてないほど効率化されます。また、デザインから実生産に至るまでの従来のボトルネックが解消され、創造性を最大限に引き出すスムーズなワークフローが実現します。
例えば、デザイナーが CLO でリアルなニットウェアを表現する際、新開発の「CLO-APEXFiz プラグイン」が効果を発揮します。わずか 1 クリックで、APEXFiz で作成したニットデータを CLO にインポートできます。これまで、5~6 つの素材レイヤーを手動でアップロードし、設定を調整するために数時間を要していたプロセスが、劇的に短縮されます。
また、APEXFiz と CLO の強みが融合することで、正確なニット表現や高品質なイメージ・アニメーション作成において、最高峰のビジュアライゼーションが可能になります。さらに、両社のプラットフォームの連携強化により、デジタル制作のみならず、実生産に至るまでの一気通貫したプロセスが実現します。
本提携は「CLO エコシステム・パートナーシップ・プログラム」の発展における勢いを象徴するものでもあります。現在、世界中のリーディングカンパニーが、業界標準である CLO のデジタルワークフローとの連携を進めています。
■ 両社代表によるコメント
株式会社島精機製作所 代表取締役社長 島三博(Mitsuhiro Shima)のコメント: 「CLO とのパートナーシップを始動できることを、心より嬉しく思います。デジタルワークフローにおける CLO のリーダーシップは、デジタルから実製品まで、あらゆる体験を革新するという当社のビジョンと完璧に一致しています。両社の強みを融合し、お客様に新しい価値を提供することで、次世代のデジタルトランスフォーメーションのさらなる加速を期待しています。」
CLO Virtual Fashion CEO サイモン・キム(Simon Kim)のコメント: 「島精機製作所を CLO エコシステム・パートナーシップ・プログラム(EPP)に迎えることができ、大変嬉しく思います。この 1 年間で EPP パートナーの強力なネットワークを構築してきましたが、島精機製作所の加入は、特にニット製品のデジタルワークフローを拡張する上で重要な契機となります。 私たちは共に、デジタルから実製品へとつながる、ファッション業界のイノベーションの未来をかたちづくっていきます。」
■ 今後のスケジュール
「CLO-APEXFiz プラグイン」は 4 月にリリース予定です。 3 月に提供される APEXFiz の「V-09C」バージョンと、4 月上旬に提供される「CLO 2026.0」バージョン(企業ユーザー向け)にてサポートされます。このプラグインにより、両ソフトウェア間でのシームレスなデータ連携が実現し、正確かつ生産につながるニットデザインが可能になるとともに、これまでの手作業の負荷が軽減されます。
また APEXFiz は、ニットに特化したパターンメイキング、柄デザイン、配色ツールを備え、企画から生産、マーケティングに至る全工程を最大限に効率化します。また、布帛やプリント生地、刺繍など、リアルな素材シミュレーションにも幅広く活用されています。APEXFiz のパートナーシップ加入により、ニット開発における連携はもちろんのこと、CLO の革新的なエコシステム全体がさらに強化されます。